
世界同時株安から1ヶ月。
松井証券の毎日積み立て投資信託はどうなったか。
通算損益は、一時期ー4%まで落としましたが、-1.8%と回復を見せてきました。
しかし、特に記録的な大暴落となったNASDAQの影響を受けてか、新興国株式が振るいません。
新興国はいまだ回復には時間がかかる様相です。
【新興国を除外した場合】
【新興国を入れた場合】
ここで新興国を外すという考え方もあると思いますが、
毎日積み立てにおいては、評価額が下がっている間はより多くの口数を取得できるので
後退は、回復時の起爆剤となりえます。
ただしポートフォリオが目標としている比率と乖離してきたので、
ここはひとつリバランスを実施したいと考えています。
|リバランスとは
リバランスとは目標とするポートフォリオ(投資種類の組み合わせ)の比率を保つよう、調整すること。
リバランスの目的は、自分がとれるリスクとリターンの配分の最適化をすることです。
例えば
安全な国債50%
リスクをとっても利益を求める新興国株式50%
というポートフォリオをとっているとします。
長期間、資産運用を行っていると、
保有している投資債権で値上がりするものもあれば、値下がりするものもあります。
その結果、目標とする比率と実際の比率がずれてきます。
そのズレが5%~10%あれば、リバランスすることをおすすめします。
|まとめ
長期投資、積み立て投資では、下落はチャンスという考え方があります。
それは、今まで割高で取得するために多くのお金を必要とした債権が
割安で取得できるという考え方からくるものです。
長期間の資産運用を考える上では、これは大きなメリットです。
それは回復時の評価額が大きく跳ね上がる期待が持てるからです。
どうしても大幅な下落を今後は避けたいという場合
下落した時点で債権を切り捨てるのはもったいないので
評価額の回復、成長をまってからポートフォリオから外すという手もあります。
長期投資において、大きな波は何度かやってきます。
その時々で一喜一憂せず、5年後、10年後を見据えた運用思考が必要なので
慌てて評価損が出ているときに売らないことを推奨したいと思います。
「投資信託7倍速運用報告 新興国の評価をどうとらえるか」
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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