
投資信託のみならず、投資をする上で強力なNISAとつみたてNISA。
毎月の分配金、売却益には通常20%課税されます。
つまり、10000円、分配金や売却益がでても、2000円は税金で引かれ
手元に残るのは、8000円ということになります。
|NISAとは
NISA口座では年間120万円の投資額にたいして非課税。
分配金や複利で利息が発生しても、この金額は限度額の120万円には含まれません。
つみたてNISA口座は年間40万円までの積立額に対して非課税。
同じく分配金や複利で利息が発生しても、この金額は限度額の40万円には含まれません。
つまり投資元本が限度額までであれば、利息額などが発生しても
限度額を超えても非課税取引が出来るというもの。
20%の利益を出すということは、年利5%、複利を考えても、3年はかかります。
そう考えると、NISA、つみたてNISAの恩恵がどれだけすごいものか、分かるのではないでしょうか。
|口座の開設にかかる期間
このNISA、つみたてNISAを使わない手はないということで
口座を新しく開設するには、2ヶ月かかります。
いまから2ヶ月かかると、もう19年も目の前に。
出来れば、年初からこの非課税枠を使って投資信託を始めたいものです。
2ヶ月という期間。
これ新しくつみたてNISA口座を作るのに
どちらも同じ期間を要するのをご存知でしょうか。
また、NISAから、つみたてNISAに変えたい。
つまり、18年はNISAをつかっていたけど、19年はつみたてNISAを使いたい
こういう要望もあると思います。
NISAとつみたてNISAは同じ年度では、どちらか一つしか選べません。
この場合、NISA口座を解約して、つみたてNISA口座を作る必要があります。
同じ銀行、証券会社では、この口座の解約と、口座の新設
一週間あれば切り替えが可能なのですが、
A銀行でそれまでNISを利用していて
B証券でつみたてNISA口座を作りたいといったとき
または、A銀行のNISA口座を解約してB証券のNISA口座を作りたいといった場合
最初のNISA口座、つみたてNISA口座を作るのと同じ期間
つまり2ヶ月かかることを、皆さんご存知でしょうか。
NISAで取り扱っている商品数より、つみたてNISAで取り扱っている商品数は
格段にNISAの商品数が多く
利用している金融機関によって、
つみたてNISAが適用できる商品が非常に少ない場合もあります。
特に、いままでNISAを使っていたけど、来年はつみたてNISAにしたい。
そんなとき、自分が投資したい、つみたてNISAの商品が、今利用している金融機関になかったら・・・
利用している金融機関に新たに、つみたてNISA口座を開設しなければなりません。
この場合、金融機関が変わるため、新しく口座を開設するのと同じ、2ヶ月程度の期間がかかってしまいます。
金融機関は、自分のお客がほかに流れることから、自行、自社でつみたてNISA口座を作るよう、勧めてくると思いますが
自分が投資したい商品がなければ、引き留められても
商品を扱っている金融機関に切り替えることをお勧めします。
|まとめ
投資には商品への愛着も必要です。
思った商品でなければ、その金融機関で無理に投資する必要はありません。
そうすると、口座開設までに2ヶ月という期間が必要となります。
19年が迫ってきている今、NISAからつみたてNISAに変更する。
今年も、あっというまに、10月も半ばに差し掛かっています。
年末になって、そんなに時間がかかるなんて聞いてないよ~とならないよう
違う金融機関でNISAを使いたいという方は、余裕をもって切り替え手続きを行ってください。
なお、解約した場合でも、それまで積み立てた投資額の分配金益、解約金益は
非課税で受け取り、売却が出来ますので、その点はご安心ください。
「銀行で教えてくれないNISAとつみたてNISA切り替えのこと」
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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