
投資信託の直接の費用。
それは信託会社に支払う、信託報酬。
信託報酬とは、いわゆる運用手数料(信託会社の儲け)です。
手数料が高くても、投資信託の基準価額が上がるわけではありません。
投資にかかる単なる費用です。
すなわち、信託報酬は低ければ低いほど、投資家にとってはうれしいということ。
この度セゾン投信より、信託報酬の値下げ連絡がありました。
|運用手数料の値下げ
預かり資産の増加=契約者の増加に伴って、セゾン投信における管理費用の低コスト化に成功。
コスト削減結果を、信託報酬の値下げというダイレクトな形で契約者=投資家に還元してくれたGood Newsです。
そもそも信託報酬は、それほど高いものではありませんが、
長期投資信託といった、長期にわたる資産運用では、
塵も積もればで、なかなか馬鹿になりません。
値下げに踏み切ってくれたセゾン投信には感謝です。
セゾン投信は、直接投資商品を販売しているため、購入手数料は無料。
そのうえ、運用手数料が引き下げられるのは、本当にうれしいですね。
気になる運用手数料の値下げの時期と、値下げ率は以下の通り。
対象投資信託:セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
適用日:2018年9月11日。
改定前(18年9月10日まで)
|
改定後(18年9月11日以降) |
年 0.63%±0.03%(税込/概算) | 年 0.60%±0.02%(税込/概算) |
お客さまからの預かり資産の増加によって、当ファンドの投資対象である投資信託証券をより低コストのシェアクラスに変更することができました。
当該変更に伴う投資信託証券の運用管理費用(信託報酬)の軽減により、お客さまが実質的に負担する運用管理費用(信託報酬)も軽減されるため、今回の改定(引き下げ)が実現できました。
これからも一般生活者の経済的自立と資産形成に向けたサービスを提供する企業としての責任を真摯に果たしていくことをお約束するとともに、不断の経営努力により顧客利益の最大化に一層努めてまいります。
出典:セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 運用管理費用(信託報酬)引き下げのお知らせ
|セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドとは
セゾン投信が取り扱っている「バンガード・グローバルバランスファンド」は
インデックス運用の投資信託商品です。
こちらは「国が認めたつみたてNISA」に認定されている優良商品。
「世界中をまるごと買う」というコンセプトで、
そのコンセプトの通り、投資信託の構成比率は株式50%、債券50%。
インドや中国といった特定の地域ではなく、
全世界の株式・債券をまんべんなく組み込んだものとなっています。
こうすることで、世界の株・債権市場の成長を偏りなくキャッチ。
折々の時価総額を考え資産配分率を決定することで、
成長の市場を上手く取り込んでいる商品となっています。
|インデックス運用とは
ベンチマーク(日経平均株価や東証TOPIX)を基準として、運用されているものをインデックス運用と言います。
インデックス投資は、ベンチマークに連動することを目標としているので平均点を狙う投資方法です。
平均点を狙えばいいので、
市場に合わせた動きをしている銘柄を自動で投資銘柄に組み込むといったシステムもあり、
ファンドマネージャーが銘柄を細かく検証するといった
信託会社の人的コストが抑えられることで、信託会社に支払う信託報酬(投資者から見たコスト)が低いのが特徴です。
「セゾン投信 うれしいニュース 信託報酬値下げ」
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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