
「ハニカム構造」ご存知ですか?
ハチの巣の形。正六角形と言えば、分かるかもしれませんね。
ハニカム構造は、物理的な強度に優れていると言われています。
物理的な~などというと途端に難しくなるし
わたしも物理学者ではないので専門的なことはわかりません。
なので、簡単に説明しますね。
圧力を分散する形が一番優れているものは「円」や「球」です。
サッカーボール、野球ボール。なぜ「球」が使用されているのか。
おおよそ、球技と呼ばれるものは「球」ですよね。
当たり前だろ!と思いますよね。
ではなぜ、球なの?
力いっぱい蹴られて、打たれて、でも壊れない。
それは「圧力を分散する力」が優れているためです。
球の中心をとらえることで
小さな力を大きな力に変えて、遠くに飛ばすことができる。
つまり力学的に、反動力に優れているのが球。
ちょっとミステリーになりますが「古代遺物で完全球体が見つかった」
なんて話が昔からあるように、完全な円や球を作ることは、とても難しいこと。
そこで、円、球に次ぐ「強度」と「反動力」をもつ形が正六角形。
この正六角形をつなげたものが、ハニカム構造です。
ハニカム構造は、その強度から、飛行機の素材に採用されており、
身近なところで言えば、段ボールもハニカム構造を取り入れています。
これは物理的な話ですが
このハニカム構造理論、実は投資にも言えることなのです。
それがハニカム分散投資。
分散投資のメリットはなんでしたっけ?
そう。リスクの分散。つまり圧力の分散。
そして、圧力から反動力を得る。つまり利益の効率化を得る。
ハニカム分散投資は「リスクを抑え」「利益を有効に出す」
基本形にして、理想形です。
つまり、6つの投資銘柄を「1ユニット」として、そのユニットを複数所有する。
・リスクという圧力に対する強度を高める
・反動力によって利益を効率的に出す
これがハニカム分散投資です。
では具体的に、どのように投資するのか。
一言でいえば「ポートフォリオ(金融商品の組み合わせ)をいくつも持つ」こと。
これは、複数の投資会社、証券会社、金融機関を利用して、複数のポートフォリオを持つということです。
「資産の強度を高める ハニカム分散投資」
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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