
あと5万円、月々の収入が増えたら
今の生活がぐっと楽になると思いませんか。
でも、給料だけでは頭打ち。
この頭打ちの月々の収入を、
資産運用しながら得ることができるとしたら。
こんなおいしい話があるかというと、あります。
それがREIT(リート)。
なかでも、決算毎の運用益を分配金として受け取る「毎月分配型リート」。
分配型は、分配金を受け取らず、そのまま再投資することもでるので
複利効果をねらう場合は、再投資がおすすめ。
|REIT(リート)とは
REIT(リート)は、主に不動産会社が発行している投資債権。
わたしが何億、何十億ともっていれば、
不動産会社に直接投資することができます。
でも、そんな大金は持ってません。
出資できるとしても、5万や10万といった小口。
これでは個人で投資することはできません。
そこで、REIT(リート)とうい投資信託商品を利用します。
数百人、数千人という投資家が10万や100万といった金額を投資すると
数千万円、数億円となりますよね(これは、他の投資信託商品と同じです)。
不動産運用会社は、この投資資金と銀行からの長期借入で
オフィスビルや、ホテル施設、商業施設、マンションなどの
不動産を購入し、企業や個人に賃貸します。
長期借入は長期金利が適用されるので、
長期金利が低いほど不動産業界は活況となるわけです。
関連記事→長期金利をあなどってはいけない
賃貸ということは、毎月賃貸料が入ってきますよね。
不動産運用会社は入ってきた賃料を、投資した人に投資してくれた口数分に応じ
賃料収入を分配金として支払ってくれます。
分配型REITは給料のように、
月々決まったお金が口座に振り込まれるので計画的で安定感があります。
分配金は、一口50円などですが、200口投資していれば、10000円。
2000口投資していれば、100000円の分配金を、毎月受け取ることができるのです。
これが分配型REITの仕組みです。
しかし、デメリットとリスクをしっかりと理解すること。
|デメリット
万単位の分配金を受け取るには、初期投資が高額。
100万円で5000円~1万円の分配金が受け取れる銘柄が一般的。
5万円の分配金を受け取るには500万円~1000万円必要となります。
|リスク
分配金を支払うということは
運用益よりも分配する金額が大きい場合、投資信託の評価価額が減少する。
不動産運用会社の運用が不芳だと、分配金の金額が切り下げられる。
分配金収入が減少し、さらに債権価額も減少するので
運用損益が大きくマイナスになる可能性がある。
そんななかでも、「Jリート」と呼ばれる「国内リート」は
分配型であっても、評価額を回復し、運用損益をプラスに転じた銘柄も多くあります。
日本の超低金利によるものと、2020年のオリンピックに向けての
外国人旅行客、受け入れの推進によるものと考えられます。
これは、禁煙推進やLGBT差別の払拭を世界水準にもっていこうとしている
国を挙げての意識改革からもうかがえます。
海外においても、国策としてインフラ設備に取り組んでいる新興国リートはねらい目かもしれません。
先進国であっても、インフラ設備は将来にわたって永続的に整備していく必要があるため
個人的にインフラ設備を主とするリートには注目しています。
インフラ設備のREITは国策的なねらいがあることから、破綻するリスクは極めて小さいと考えます。
REITへの投資を考える時
・純資産が極端に減少していないこと。
・投資する国の国策に沿っていること。
この点に着目してみることをおすすめします。
「分配型投資信託 REIT(リート)で毎月5万円の収入を得る」
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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