
純資産が増加していること
分配金が減少していないこと
この二つが、分配型投資信託で狙うべき、仕込むべき銘柄です。
SBI投信で、今回取り扱いを開始した「ハリス世界株ファンド」。
基準価格 13,641円で、分配金は100円。
2010年6月の設定時、分配金はわずか10円でしたが、
2013年1月より、分配金が100円にきりあげられて、それ以降100円を維持しています。
分配型では、利益よりも分配金が多いと、純資産が減少するため
基準価額が下がっていく傾向にありますが
「ハリス世界ファンド」は安定した価額を保っています。
これは、投資結果が良好な優良債権と言えます。
運用は、米国のハリス・アソシエイツ社が行っており、
バリュー株投資の哲学に基づいた株式の集中投資を中心に行い、優れた実績を誇るっています。
そんな「ハリス世界株ファンド」の投資哲学を見てみましょう。
投資哲学
優れた長期的な運用成果は、『本来の企業価値に比べて株価が著しく割安になっている質のよい企業に、その企業のオーナーとして投資する』ことによって達成されます。
運用目標
特定のベンチマーク、参考指数は意識せず、中長期でのプラスのリターンを追求します。
運用の特徴
①バリュー株投資 ②集中投資 ③国や業種にとらわれない銘柄選定
「ハリス世界株ファンド」の開始は2013年からと、長期投資信託を考えると
まだ若い銘柄ではありますが、その分今後の成長がさらに見込めるのがメリットです。
また、分配型にありがちな基準価額の下落に伴う含み損に向かった場合でも
分配金が100円と高額であることから、損益分岐点までは、
保有してもよいと私は考えています。
それはどういうことかというと、私の投資理念である、元本を維持しつつ、
取得した分配金を他の債権にまわすというキャッシュ循環の観点からも有用ということ。
例えば、100万円で、月々7,330円の分配金が得られるという商品。
余裕がある方は、1,000万で73,300円。
投資信託初心者で、
分配金生活を目指すなら、分配金の柱としてもよい銘柄でしょう。
なおこれは、あくまで私見ですが
元本を保証するものではないことをご理解の上、
大いに検討してよいパフォーマンス。
夢の分配金生活を目指すなら、このような情報に敏感であること。
そして、あなたの投資理念を見つけてください。
そうすることで、情報過多の世界においても
あなたの生活を豊かにしてくれる、
あなただけの投資方法を作り上げることができるでしょう。
生活を楽しむ投資信託
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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